原油や貴金属、株価指数や株式、取引したい海外の商品は数え切れないほどあります。国内では何かと限界がある海外投資も、海外FXで一気に解決です。
海外FXでは、多くの業者が通貨ペアだけでなく様々な種類のCFDを提供しています。レバレッジも高めで、手数料が安いのがメリットです。
今回は海外FXで取引できるCFD商品、レバレッジ・手数料・おすすめ業者をご紹介していきます。どうぞ、今後のCFD取引計画の参考にしてみて下さい。

海外FXは、国内FXよりもCFD商品が充実していることがメリットの1つです。通貨ペア以外の商品を取引したい方には嬉しい条件が整っています。

海外FXではどんなCFDが取引できるの?

では、まずはどんなCFD商品が取引できるのか大まかにチェックしてみましょう。
ほとんどの海外FX業者で、
- エネルギー(原油、天然ガスなど)
- 貴金属(金、銀、プラチナなど)
- コモディティ(小麦、大豆、コーヒー、砂糖など)
- 主要国の株価指数(Dow、Nikkei、FTSE、DAXなど)
- 米国のメジャー株式(Microsoft、Apple、Bank of Americaなど)
- 仮想通貨(BTC、ETH、BCHなど)
など、国内でもメジャーな海外の金融商品が取引できます。
他にも一部の海外FX業者にて、
- エネルギー(ガソリン、灯油など)
- 貴金属(銅、アルミ、パラジウムなど)
- コモデティ(コーン、コットン、ココアなど)
- 欧州、アジア圏の株価指数(英国、オランダ、フランス、香港など)
- 欧州、中国の株式(Dimler、Adidas、Alibabaなど)
- 仮想通貨(XRP、CAKE、DOGEなど)
- ETF(米国市場に上場する大型ETF)
- 債券(米国、英国、ドイツ、日本など)
というように、かなりマイナーな銘柄を取り扱う業者もあります。
以上見てきたように、国内ではなかなか取引できないような、実に多彩なCFDが海外FXで取引できるのです。投資意欲も高まりますよね!

海外FXでCFDを取引する方法はとても簡単です。FX口座を開設していれば、銘柄をMT4・MT5に追加するだけで即取引がスタートできます。

通貨ペアとはレバレッジとかの取引き条件が変わるよね?

そうなんです。では次に、CFDのレバレッジや手数料などの取引き条件をご紹介していきます。
※銘柄の表示名や、取引条件はそれぞれ海外FX業者ごとに異なります。時期によっても変動がありますので必ず事前に確認するようにして下さい。
※ここでは平均的な情報をお伝えしていきます。

エネルギー系CFDの銘柄名は以下のように表示されてます。
- USOIL、NYオイル、Crude → WTI原油
- UKOIL、北海ブレント、ブレントOIL → Brent原油
- NAG、XNG、NYガス→ LNG天然ガス
※銘柄名は業者ごとに異なる
取引きの種類
スポット(期限なし)、先物(期限あり)から選択できます。先物はスワップなし、スポットではマイナススワップが課されることが多いです。
CFD取引では必ず期限を確認するようにして下さい。
取引単位
- 原油 → 1Lot = 100バレル
- ガス → 1Lot = 100BTU
0.01Lot、または1Lotから取引可能です。
レバレッジ
50~100倍が平均的です。20倍ぐらいの時もあれば、500倍以上かけれることもあります。

貴金属系のCFDは以下のように表示されます。
- XAUUSD、Gold → 金
- XAGUSD、Silver → 銀
- XPTUSD、Platinum → プラチナ
- XPDUSD、Palladium → パラジウム
などがよくある銘柄名です。
他にもXAUEUR、XAUAUDなど通貨が異なる銘柄もあります。
取引の種類
期限なしのスポット取引が主流です。基本的にロングもショートもマイナススワップとなります。
トレード前に必ずスワップを確認するよう気をつけて下さい。
取引単位
- 金 → 1Lot = 100oz
- 銀 → 1Lot = 1000~5000oz
- プラチナ → 1Lot = 50~100oz
- パラジウム → 1Lot = 50~100oz
0.01Lotから取引可能となる場合が多いです。
レバレッジ
20~2000倍と、海外FX業者によってレバレッジが大きく異なるのが特徴です。

コモディティの銘柄は、
- Coffee → コーヒー
- Cocoa → ココア
- SoyB, Beans → 大豆
- Wheat → 小麦
- Sugar → 砂糖
など、そのまま商品名が銘柄になっているのでわかりやすいです。
取引の種類
コモデティは基本的に期限つきの先物取引が主流です。期限を過ぎるとポジションが自動的に決済されますので注意して下さい。
取引単位
1Lot = 3,000Lbs~5000Lbsの設定となることが多いです。
Lbsはポンドという量単位のことで、1Lbsあたり0.45kgぐらいです。0.01Lotから取引可能です。
レバレッジ
20~50倍程度のレバレッジとなり、貴金属や原油よりも低めになる傾向にあります。

株価指数の銘柄名は業者ごとに様々な名称があります。
- US30、DOW、NYSE、米国30 → NYダウ平均
- Nas、US500、米国500 → ナスダック平均
- Nkkei、JP225、Japan225 → 日経平均
- DAX、Ger30、Germany40 → ドイツ株価指数
- FTSE、UK100、FTSE100 → 英国株価指数
取引の種類
スポット取引が多いですが、先物が取引可能な業者もあります。
取引単位
1Lot = 1~50株
株価指数の銘柄によって1Lotあたりの株数が異なります。0.01Lot~取引できます。
レバレッジ
50~200倍が平均的です。

株式の銘柄は、そのまま企業名が使われることが多いです。長い企業名は省略されるので、わかりづらいかもしれません。
- Apple → アップル
- Amazon → アマゾン
- Tesla → テスラ
- BOA → Bank of America
- GE → General Electric
- BABA → Alibaba
同じ名称でも、省略されている場合は全く別の企業となることもありますので気をつけて下さい。
1Lot = 100株 となる場合が多いです。1Lot = 1株 となることもあります。
CFDでは1Lotあたりの取引き量を必ず確認することが大切です。


どの海外FX業者がCFDではとくにおすすめ?

それでは、最後にCFDでおすすめの海外FX業者をご紹介していきます。

HotForexでは1,200種類以上のCFDが取引できます。とくに欧州株式、ETF、債券など他社にはない銘柄が多いことが特徴。ドイツ株、英国株、iShare系のETFなど豊富な銘柄が魅力です。
海外FXではマイナススワップが多い中、スワップゼロの銘柄やポジションが時々出てきます。マイナススワップが課されるとしても、比較的に数値が小さいことがメリットです。
数日以上保有した場合のコストを抑えることができます。

CFDでもスプレッドにこだわって短期トレードでチャレンジしたい方は、Axioryがおすすめ。
ほとんどのメジャーなCFDが狭いスプレッドで取引可能です。ETFの取り扱いもあります。レバレッジはそこまで高くはないのですが、詳細が見やすくわかりやすいのが特徴です。
日本語サポートが充実しているのも嬉しい点です。

そしてもう1社、CFDで抑えておきたいの海外FX業者がExnessです。
Exnessは、スワップゼロで取引できるスワップフリープログラムを提供しています。原油、金、株式、仮想通貨などロングもショーともスワップゼロでポジションが保有できます。FXの通貨ペアでもスワップゼロになる通貨ペアがいくつかあります。
CFDでもレバレッジが200倍~2000倍がかけれることに注目です。

国内FXでもCFD取引は可能ですが、そもそも取引できる銘柄や業者が少ないことが難点です。ごく1部の業者にて取り扱いがあり、銘柄も限られています。何よりもレバレッジ規制があるため、かけれる場合でも10倍・20倍が限界です。
海外FXなら業者の選択肢も増えて、取り扱う銘柄も豊富。ハイレバレッジの取引きも可能で、少ない資金でも取引の機会が増えます。
ぜひ、この機会にどんなCFDがあるのか、どの業者を使うべきなのか、海外FXでCFDの世界をのぞいてみて下さい。


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