目次
XM(エックスエム)信託保全・分別管理はどうなっているのでしょうか?XM(エックスエム)の信託保全・分別管理とその評判について解説します。
XM(エックスエム)の信託保全・分別管理な口座によって異なる!
2016年以前に口座開設した方
→ キプロス口座
キプロスというのは
トルコの南東、地中海上に位置するキプロス島の大部分を占めるキプロス共和国のことを言います。
XM(エックスエム)は、色々な国に会社があるのですが、日本人向けのサービスとしては以前は、気プロにある会社がCySEC(キプロス証券取引委員会)の認可を受けてサービス提供していたのです。
CySEC(キプロス証券取引委員会)の金融ライセンスを受けるということは、投資家補償基金(ICF)に加入していないといけないため、XM(エックスエム)も投資家補償基金(ICF)に加入していました。
投資家補償基金(ICF)は、海外FX業者が倒産しても、最大2万ユーロ(約250万円)まで投資家の資金が補償されるものです。
そのため、金額の上限付きではありますが、信託保全になっていたのです。
2016年以降に口座開設した方
→ セーシェル口座
セーシェルというのは
セーシェル共和国、アフリカ大陸から1300kmほど離れたインド洋に浮かぶ115の島々からなる国家で、イギリス連邦加盟国のことを言います。
XM(エックスエム)は依然としてキプロスに本社があるのですが、日本人向けの新規の口座開設はセーシェルにあるセーシェル金融庁に認可された会社の口座になります。
セーシェルの金融ライセンスでは、投資家補償基金(ICF)に加入するような義務付けがありませんが、XM(エックスエム)独自で上限付きの信託保全を実施しています。
なぜ、キプロス口座からセーシェル口座に移したの?
「金融庁の圧力が強くなったから」です。
金融庁は日本在住の日本人が海外のFX業者で取引をすることを良く思っていないのです。
海外のFX業者に日本人が流れてしまえば、国内のFX業者の収益は落ちますし、税収も少なくなるからです。
元々、金融庁がレバレッジ規制を導入したために、海外FX業者を利用する方が増えたのですから、国内FX業者からのクレームや指摘も増えてしまうのです。
そのため、法律的には海外FX業者自身が日本在住の日本人向けに広告・宣伝ができないのですが、投資家が自らの判断で海外のサービスを使うこと自体には問題がないのにもかかわらず、海外の金融庁に圧力をかけるのです。
とくにXM(エックスエム)は日本人顧客の数が多いので、目をつけられていて、ついにCySEC(キプロス証券取引委員会)からも勧告を受けたということと推察されます。
セーシェル口座の信託保全
XM(エックスエム)の担当者に話を聞く限りでは
「ウェブサイト上では信託保全の情報を開示していないが、一部上限付きで信託保全を実施しています。信託保全に関する問い合わせをいただいたお客様には個別で信託保全の内容を開示しています。」
とのことでした。
XM(エックスエム)の信託保全・分別管理
信託保全 分別管理 |
---|
2万EURまで信託保全(キプロス口座) 保険にて上限あり一部信託保全(セーシェル口座) |